雨季終息に向け農林省が乾季営農・食料増産パッケージを発表、水害被災農地の復旧と種子無償配布を急ぐ
投稿日: 2026-10-08
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情報源: 農林省 (MAF) / KPL / 防災管理委員会

ニュース要約
ラオス農林省は、8〜9月のモンスーン豪雨や河川氾濫で打撃を受けたカムムアン県やルアンナムター県等の被災地において、乾季作付期に向けた農地復旧、灌漑用水路の土砂撤去、ならびに良質種子の緊急無償配布プログラムを全面展開すると発表しました。
重要なポイント
- 洪水被害を受けた農地と灌漑インフラの緊急復旧工事を全国規模で本格着手
- 乾季稲作および換金作物栽培に向けて優良種子や有機肥料の無償配布を開始
- 地方市場の食料供給を安定させ高止まりする生鮮食品価格のインフレ沈静化を図る
水害の傷痕を乗り越え実りの大地へ、乾季作付に向けた官民総力戦
ラオス農林省(MAF)は、今年8月から9月にかけて猛威を振るったモンスーン期の集中豪雨と河川氾濫により深刻な浸水被害を受けた全国の農村地域に対し、10月下旬から本格化する乾季営農に向けた「農業復興・食料自給支援緊急パッケージ」を即時実施すると発表しました。
今回の支援策は、ルアンナムター県、ウドムサイ県、カムムアン県、サワンナケート県などの特に被害の大きかった地域を重点対象としています。冠水により砂利や泥土が流入した水田の整地支援、損壊した頭首工や簡易灌漑用水路の重機による土砂撤去工事を最優先で進め、乾季稲作に必要な取水体制を今月中旬までに整えます。
さらに、自家保有していた籾種が浸水で腐敗した小規模農家に対し、短期間で収穫可能な良質水稲種子およびトウモロコシ、大豆、換金野菜の優良種子パックを無償で緊急供与します。農林省の農業技術普及センターから専門官が現地入りし、減農薬栽培や有機堆肥の活用指導も並行して実施されます。
農林省の担当局長は「雨季の自然災害は農家に甚大な試練を与えたが、乾季の作付を成功させることが、地方経済の再生と都市部への食料安定供給に不可欠である。被災農家が一軒たりとも営農を断念することのないよう、政府を挙げて迅速な物的・技術的支援を届けていく」と決意を語りました。