2026年1〜9月期の実質GDP成長率は4.8%、外国人観光客7%増と再エネ発電が経済回復を牽引
投稿日: 2026-10-23
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情報源: 計画投資省 / ラオス国営通信(KPL) / ビエンチャンタイムズ

ニュース要約
ラオス政府および計画投資省は、2026年第1〜第3四半期(1〜9月期)の実質GDP成長率が前年同期の4.6%から4.8%へと加速したと発表した。通年では約5.1%の成長が見込まれる。自然災害による農業被害や為替安に伴う物価高の影響が残るものの、外国人観光客数が前年比約7%増加した観光・サービス業の力強い回復に加え、製造業や南部モンスーン風力発電などの電力輸出が成長の下支えとなった。
重要なポイント
- 2026年1〜9月期の国内総生産(GDP)成長率は前年を上回る4.8%を達成
- 外国人観光客が前年比7%増加し、飲食・宿泊・小売などサービス産業が活況
- モンスーン風力発電所の稼働開始など電力輸出と製造業投資が堅調に寄与
ラオス政府計画投資省は、2026年第1〜第3四半期(1〜9月期)のマクロ経済報告を公表し、同期の実質GDP成長率が前年同期比4.8%を記録したと発表した。2025年同期の4.6%から小幅に加速しており、通年ベースでは目標の5.5%には届かないものの約5.1%の着実な成長が見込まれている。
成長を牽引したのはサービス業とエネルギー部門の躍進。ラオス観光年(Visit Laos Year)関連施策の効果により、訪ラオス外国人旅行者数は前年比約7%増加。ホテル、飲食、交通、小売などの観光関連産業が力強く回復した。また、工業分野では南部モンスーン風力発電所(600MW)の商業送電開始に伴う対越クリーン電力輸出の増加や、中国ラオス鉄道沿線の加工製造業投資が好調に推移した。
一方で、モンスーン期の洪水被害による農作物被害や、依然として高水準にあるインフレ率が国民購買力を圧迫している。政府は年末に向け、自国通貨キープの防衛と重要物資の価格安定策を最優先で推進する方針を強調している。