ベトナム首相がラオス訪問、サルムサイ新首相と首脳会談を開催、エネルギー・交通インフラ接続で合意へ

ニュース要約
ベトナムのレ・ミン・フン首相は10月8日、首都ビエンチャンに到着しサルムサイ新首相と首脳会談を行いました。就任直後の両首脳による初の公式会談となり、石油パイプラインや電力取引、高速道路などの重要インフラ接続の加速で一致しました。
重要なポイント
- ベトナムのレ・ミン・フン首相が就任後初の外遊先として10月8日にビエンチャン到着
- サルムサイ新首相との首脳会談で両国の特別連帯関係と戦略的経済統合の深化を確認
- 石油輸送パイプライン敷設や電力輸出入、越境交通回廊の整備推進で具体的合意へ
固い連帯と実利的な経済統合、新首脳陣が描く未来の二国間関係
ベトナム社会主義共和国のレ・ミン・フン首相は、2日間の公式友好訪問のため、代表団を率いて2026年10月8日午前に首都ビエンチャン国際空港に到着しました。首相官邸で行われた公式歓迎式典では、10月5日に就任したばかりのサルムサイ・コーマシット新首相が温かく出迎え、栄誉礼と両国国歌吹奏が行われた後、直ちに首脳会談に臨みました。
今回の訪問は、両首脳がそれぞれのポストに就任して以来初となる公式会談であり、レ・ミン・フン首相にとっても就任後最初の二国間外遊先としてラオスを選んだことは、両国が分かち合う「唯一無二の特別な連帯関係」の高さを象徴しています。会談では、伝統的な政治的信頼の確認にとどまらず、双方の経済成長を相互に牽引する実質的なインフラ接続プロジェクトが焦点となりました。
具体的には、ベトナム中部ブンアン港からラオス国境を結ぶ石油輸送パイプラインの建設調査合意、ビエンチャン・ハノイ高速道路計画の進展加速、さらにはラオス産クリーン電力の対ベトナム送電網拡充など、広範な戦略合意が取り交わされる運びです。また、内陸国ラオスにとっての海上出口となるブンアン港の共同開発についても、貨物取扱能力の増強に向けた協力が確認されました。
共同記者発表においてサルムサイ首相は「新政権の発足直後にレ・ミン・フン首相をお迎えできたことは至上の喜びである。両国のインフラが一本につながり、人・モノ・エネルギーの自由な往来が加速することで、両国民の実生活に目に見える繁栄をもたらしたい」と語り、強固な同盟関係を新たな高みへと押し上げる決意を示しました。