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政治

第10期国民議会、道路交通法改正案を審議、過積載トラックの厳罰化とスマート交通監視カメラの導入で道路寿命を延伸へ

投稿日: 2026-10-15 読了時間: 3 min read 情報源: 国民議会法制委員会 / 公共事業運輸省 / Vientiane Times / パサソン紙
第10期国民議会、道路交通法改正案を審議、過積載トラックの厳罰化とスマート交通監視カメラの導入で道路寿命を延伸へ

ニュース要約

国民議会第2回通常会期において、公共事業運輸省が提出した「道路交通法改正案」の審議が行われました。鉱物や農産物の輸送急増に伴う過積載トラックによる幹線道路の破損を防ぐため、電子軸重計(WIM)による自動検問と違反企業への罰則強化を盛り込んだほか、主要都市交差点でのスマート監視カメラ設置による交通マナー向上を目指します。

重要なポイント

  • 国民議会で道路インフラの保護と事故削減を目指す道路交通法改正案が審議入り
  • 幹線道路での走行中自動計量システム導入と過積載運送業者への罰則を大幅強化
  • 都市部でのAIスマート監視カメラ配備により信号無視や危険運転の取締りを近代化

国の生命線を守る法改正、物流の急拡大と道路インフラ保護を両立へ

ビエンチャンの国民議会議事堂において開会中の第10期第2回通常会期において、国民の安全確保と国家インフラの維持管理を大きく左右する「道路交通法改正案」が上程され、議員らによる活発な審議が行われました。今回の法改正は、近年の地域間物流の急増と車両保有台数の増加に対応し、交通安全基準を国際水準へと引き上げることを目的としています。

審議の最大の焦点となったのは、鉱山開発や農業の大規模化に伴って深刻化している大型輸送トラックの過積載問題です。基準を大幅に超過した重量車両の走行により、国道13号線をはじめとする主要幹線道路や架橋構造物の舗装劣化・路盤崩壊が相次いでおり、国家財政に重い修繕負担を強いてきました。改正案では、車両が減速せずに重量を自動測定できる「走行時自動計量システム(Weigh-in-Motion: WIM)」を全国の主要検問所に順次配備し、過積載を行った事業者および運転手に対する罰則を従来の数倍へと引き上げる厳格な規定が新設されました。

さらに都市部の交通管理においては、AI画像認識技術を搭載したスマート交通監視カメラの法的根拠を整備。信号無視や逆走、速度超過、ならびに飲酒運転を自動記録し、電子的に反則金を科すスマート取締りの全国展開を後押しします。

公共事業運輸省の担当幹部は「道路は国民の生活と物流を結ぶ動脈であり、巨額の国家予算を投じて整備されている。一部の不公正な過積載によって共有財産が破壊されるのを防ぎ、同時に痛ましい交通事故を未然に防ぐため、国民議会と協力して法執行の実効性を高めていきたい」と説明しました。