ラオス・タイ二国間協力委員会(JC-23)がビエンチャンで開催、ソンサイ首相がタイ副首相兼外相と会談

ニュース要約
第23回ラオス・タイ二国間協力委員会(JC-23)の開催に合わせ、タイの副首相兼外相がビエンチャンを公式訪問し、ソンサイ・シーパンドン首相への表敬訪問を行い、国境物流、鉄道延伸、越境煙害対策での協力を確認しました。
重要なポイント
- ビエンチャンにて第23回ラオス・タイ二国間協力合同委員会(JC-23)が開幕
- ソンサイ首相がタイ外相と会談し、国交樹立70年余にわたる強固な善隣友好関係を高く評価
- メコン川新橋梁建設、バンコク直通旅客列車網の拡大、季節的な野焼き・煙害防止で合意
メコンを挟む兄弟国の絆を深化、持続可能な繁栄に向けた戦略対話
ラオスの首都ビエンチャンにおいて、第23回ラオス・タイ二国間協力合同委員会(JC-23)が開催され、これに合わせてタイ王国の副首相兼外務大臣が政府代表団を率いてラオスを公式訪問しました。代表団は首相官邸においてソンサイ・シーパンドン首相への表敬訪問を行い、両国の包括的戦略パートナーシップの強化について親密な意見交換を行いました。
ソンサイ首相は会談冒頭、70年以上の歴史を紡いできた両国の友好関係と実務協力の着実な発展に祝意を述べました。双方は、両国間の貿易額拡大に向けた税関手続きの電子化、サラワン県とタイ・ウボンラーチャターニー県を結ぶ「第6ラオス・タイ友好橋」建設計画の推進、ならびにバンコク・クルンテープ・アピワット中央駅とビエンチャン・カムサワート駅を結ぶ直通国際旅客列車の運行本数拡大について協議しました。
また、乾季に深刻化する越境大気汚染(PM2.5)問題に対し、共同衛星モニタリングシステムの運用や農家への野焼き代替技術の技術移転など、地域共同での煙害削減行動計画を加速させることで一致しました。エネルギー分野では、ラオス産クリーン電力のタイ向け輸出拡大および第三国への越境電力融通(LTMS-PIP)の深化が確認されました。
タイ外相は「タイとラオスは緊密な運命共同体であり、双方の繁栄は分かち難く結びついている。インフラ網の連結と人的交流の促進を通じ、メコン流域全体の強靭な経済成長を共に切り拓いていきたい」と応じ、友好的な雰囲気の中で会談を締めくくりました。