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公安省、全国麻薬撲滅デーを受け大量の押収違法薬物を焼却処分、新型合成麻薬への警戒と越境取締りを強化

投稿日: 2026-10-24 読了時間: 3 min read 情報源: 公安省薬物統制取締局(LCDC) / ラオティアン・タイムズ / パサソン紙
公安省、全国麻薬撲滅デーを受け大量の押収違法薬物を焼却処分、新型合成麻薬への警戒と越境取締りを強化

ニュース要約

ラオス公安省は全国麻薬撲滅デーにあわせ、ビエンチャン特別市やボリカムサイ県などの主要拠点で過去1年間に摘発・押収された合成麻薬(ヤーバー)数千万錠や原料化学物質の一斉焼却処分を実施した。近年、若年層やナイトスポットを標的に急速に流通している新型合成薬物の脅威に対し、治安当局は学校や地域での予防啓蒙を強化するとともに、近隣国との越境情報共有を一層深める方針を発表した。

重要なポイント

  • 全国麻薬撲滅デーにあわせ押収された大量の違法合成薬物を一斉焼却処分
  • 若年層を狙う新型合成薬物の蔓延阻止に向け学校や娯楽施設での監視を強化
  • 国境地帯における密輸ルート遮断に向けASEAN近隣国との共同捜査を推進

ラオス公安省の国家薬物統制取締局(LCDC)は、10月の「全国麻薬撲滅デー」を記念する式典の一環として、国内主要都市において過去1年間に治安部隊が押収した大量の違法薬物および前駆体化学物質の公開焼却処分を厳格に実施した。処分された薬物には、メタンフェタミンを含有する合成錠剤(通称ヤーバー)数千万錠や結晶状の覚醒剤(アイス)、ヘロインなどが含まれており、密売組織に対する国の断固たる姿勢を内外に示した。

当局の報告によると、近年は従来型の薬物にとどまらず、若者向けにカラフルに着色されたり甘い香料を混ぜたりした新型の合成ドラッグや、電子タバコ(VAPE)リキッドに混入された違法成分が都市部のナイトクラブや私的パーティー等で摘発される事例が増加している。これに対し公安省は、教育スポーツ省や地域自治組織と連携し、中高等教育機関や農村コミュニティを対象とした薬物乱用防止キャンペーンの展開を本格化させている。

また、ラオスが位置する「黄金の三角地帯(ゴールデン・トライアングル)」周辺の国境地帯を経由した国際的な密輸ルートの遮断に向けて、タイ、ベトナム、中国、カンボジアなど近隣諸国の治安機関および国連薬物犯罪事務所(UNODC)とのリアルタイム情報共有体制を一段と強化する。公安省高官は「薬物問題は国家の治安と次世代の健全な育成を脅かす最重要課題であり、地域社会と一体となって徹底的な撲滅を進める」と決意を強調した。