第10期国民議会、会期中に市民ホットラインへ615件の陳情・相談、生活難や土地問題の迅速解決を政府へ要請

ニュース要約
第10期国民議会第2回通常会期において、市民の声を直接受け付ける議会無料ホットラインに計615件の通話(431件の個別案件)が寄せられたことが公表されました。インフレに伴う生活費高騰への直接救済、農村部での土地収用や境界紛争、ならびに地方行政手続きの遅延や汚職疑惑に対する陳情が多く、国民議会は関係省庁に対し迅速な実地調査と報告を強く指示しました。
重要なポイント
- 国会通常会期中の市民ホットラインに431件・615回の電話陳情が集約
- 生活必需品の価格高騰、土地境界紛争、地方行政の不透明性への是正要求が最多
- 国会執行部は担当大臣および地方知事に対し期限を定めた具体的解決と報告を義務付け
人民と最高権力機関を結ぶホットライン、国民の切実な声が政策を動かす
開会中の第10期国民議会第2回通常会期において、会期限定で開設されている「国民議会市民フリーダイヤル・ホットライン」の運用状況が公表されました。議会事務局の報告によると、会期開始からこれまでに全国各地から寄せられた通話は615回に上り、重複を精査した結果、431件の具体的かつ切実な住民陳情・政策提言が正式に受理されました。
寄せられた案件の内訳を分析すると、最も多かったのは依然として国民生活に重い影を落とすインフレと生活苦に関する訴えでした。基礎食料品や医薬品の不当な便乗値上げに対する市場監視の甘さ、ならびに低所得者層向け生活防衛支援の拡充を求める声が全体の3割を超えました。次いで多かったのが、道路拡幅や投資プロジェクトに伴う土地収用の補償金遅延、および農地境界をめぐる地方コミュニティ間の紛争解決の遅れです。
さらに、末端の行政窓口における証明書発行や許認可手続きの遅延、賄賂要求などの不公正な慣行に対する是正を求める告発も少なからず含まれていました。国民議会常任委員会はこれらの陳情を重大視し、案件ごとに分類したうえで、首相官邸、企画投資省、天然資源環境省、法務省などの関係各省庁および地方県知事に対し、正式な公文を送付して速やかな事実関係の調査と是正措置の実施を命じました。
議会広報官は「ホットラインは、人民の代表機関である国民議会が主権者である国民の生の悩みを直接吸い上げるための生命線である。寄せられたすべての声に誠実に向き合い、単なる相談で終わらせることなく、法律の執行と行政の改善へと確実に結びつけていく」と国民への約束を強調しました。