国民議会、国道13号線など主要物流道路の改修加速を要請、BOT方式による民間投資の導入を提言

ニュース要約
第10期国民議会通常会期において、議員らは物流コストの上昇や地域経済の停滞を招いている幹線道路の悪化に強い危機感を表明しました。南北の動脈である国道13号線や国道8・9・12号線、ビエンチャン・ハノイ高速道路などの早期改修・建設に向け、採算性のある路線には民間資金を活用するBOT方式を積極的に導入するよう政府に要請しました。
重要なポイント
- 国民議会で国道13号線や東西経済回廊の早期改修を求める声が相次ぐ
- 政府の財政負担を軽減するため採算路線へのBOT方式民間投資導入を提言
- 道路インフラの改善を通じ国内物流コストの削減と農村経済の活性化を狙う
地域を結び経済を動かす命綱、幹線道路の舗装近代化へ官民パートナーシップを加速
ビエンチャンで開催中の第10期国民議会第2回通常会期において、全国各県選出の国会議員らから、国内主要幹線道路の老朽化と補修遅延に対する厳しい指摘と改善要請が相次ぎました。議員らは、未舗装区間や劣悪な路面状況が輸送コストの増大、農産物の鮮度低下、観光客の敬遠を招いており、地方経済の自立発展を阻む重大なボトルネックになっていると警鐘を鳴らしました。
審議の中で特に緊急対策が求められたのは、ラオスの南北を貫く最重要幹線である国道13号線(北部・南部区間)をはじめ、タイとベトナムを結ぶ東西経済回廊の要衝である国道8号線、国道9号線、国道12号線、ならびに首都間を結ぶビエンチャン・ハノイ高速道路です。議員らは、国家財政が厳しい中で全区間を公的資金だけで賄うことには限界があるとし、交通量が多く採算が見込める特定区間については、民間事業者が建設・運営・譲渡を行う「BOT(Build-Operate-Transfer)方式」を果敢に採用するよう政府に提案しました。
これにより、政府は限られた予算を商業採算の難しい山岳地帯や農村連絡道路の整備・復旧に集中させることが可能となります。また、公共事業運輸省と地方行政機関との間の連携不全を是正し、過積載トラックの取締り強化や道路維持管理基金の透明な運用を義務付ける方針も確認されました。
公共事業運輸省の幹部は「道路網の近代化は内陸ハブ化構想の要である。国民議会の提言を重く受け止め、BOT方式の法制化と適正な料金設定ガイドラインを策定し、民間資本と国際協力機関の融資を融合させたスピード感ある道路改修を推進する」と答弁しました。