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経済

中ラ500kV送電網、累計送電量10億kWhを突破、両国間の電力融通とクリーンエネルギー輸出が加速

投稿日: 2026-10-08 読了時間: 3 min read 情報源: KPL (Lao News Agency) / 新華社 / CGTN
中ラ500kV送電網、累計送電量10億kWhを突破、両国間の電力融通とクリーンエネルギー輸出が加速

ニュース要約

2026年4月に稼働した中国雲南省とラオス北部を結ぶ「中ラ500キロボルト越境送電プロジェクト」は、10月8日に累計送電電力量が10億キロワット時(kWh)を突破したと発表しました。両国間の双方向電力融通と外貨獲得を強力に牽引しています。

重要なポイント

  • 4月に運用開始した中ラ500kV送電網が10月8日に累計送電量10億kWhの大台を達成
  • 双方向で最大150万kWの送電能力を有し年間約30億kWhのクリーン電力融通を計画
  • 水力・太陽光などの自然エネルギー相互補完とラオスの電力輸出多角化に大きく貢献

グリーンエネルギー回廊の躍進、双方向送電で電力大国への歩みを加速

中国雲南省西双版納(シーサンパンナ)とラオス北部のウドムサイ県およびルアンナムター県を結ぶ「中国・ラオス500キロボルト(kV)送電網相互接続プロジェクト」において、2026年4月20日の正式稼働開始以来の累計送電電力量が、10月8日をもって10億キロワット時(kWh)の大台を突破しました。

本プロジェクトは、全長177.5キロメートル(中国側145キロメートル、ラオス側32.5キロメートル)に及ぶ最高電圧クラスの越境送電インフラです。双方向で最大150万キロワットの送電容量を誇り、年間約30億キロワット時の電力を融通できるよう設計されています。雨季に水力発電が余剰となるラオスからの電力輸出と、乾季の渇水期における中国からの電力輸入という季節間の需給補完を可能にしています。

特筆すべき点として、本送電網の運用開始により、海外の再生可能エネルギープロジェクトが中国国内の電力取引市場に直接参画する初の画期的なモデルが確立されました。これにより、ラオス政府および発電事業者にとって貴重な安定的外貨収入源が確保され、自国通貨キープの安定にも寄与しています。

エネルギー鉱業省の幹部は「送電量10億kWhの達成は、ラオスが掲げる東南アジアのバッテリー構想が具現化している確固たる証である。隣国との強固な電力網結合を通じて、国内の送電ロスを削減しつつ、地域全体のカーボンニュートラル達成に貢献していきたい」とコメントしました。