中国ラオス鉄道、乾期の観光・物流ハイシーズンに向け貨客輸送体制を強化、国際越境列車の増便と通関スマート化を推進

ニュース要約
ラオス・中国鉄道会社(LCRC)は、来たる乾期の観光ハイシーズンと農産物出荷のピークに備え、貨客輸送能力を大幅に引き上げる特別運行計画を発表しました。ビエンチャンと中国・昆明を結ぶ国際旅客列車の編成増強や臨時便の運行に加え、スマート通関ゲートの導入により越境所要時間を短縮し、年間500万〜600万人の外国人観光客受入を力強く支えます。
重要なポイント
- 中国ラオス鉄道が乾期のハイシーズンに合わせ国際越境列車の増便と編成拡大を実施
- 電子チケットとAIスマート通関ゲートにより国境駅での手続き時間を大幅短縮
- 通年目標の外国人旅行者500万〜600万人達成に向け中核的な移動手段として機能
メコンの鉄路が熱を帯びる、乾期の観光・物流ラッシュへ万全の迎撃態勢
11月からの本格的な乾期観光シーズンの到来を控え、ビエンチャンと中国・雲南省昆明を結ぶ「中国ラオス鉄道(Lao-China Railway: LCR)」において、過去最大規模となる貨客輸送輸送力の増強プログラムが始動しました。運営母体であるラオス・中国鉄道会社(LCRC)は、国内外からの急増する旅行需要と農産物輸送の円滑化に向け、ダイヤ改正とサービス高度化を一斉に実施します。
旅客輸送の目玉となるのは、人気の国際定期旅客列車「ラーンサーン(Lane Xang)号」の座席供給量拡大です。週末や連休期間を中心に重連(2編成連結)運転や臨時便の増発が決定され、ビエンチャン、バンビエン、ルアンパバーン、ボーテンなどの主要観光拠点間の移動利便性が飛躍的に向上します。また、国境のボーテン駅およびモーハン駅では、AI顔認証とQRコード読み取りを連動させたスマート自動改札ゲートが全面稼働し、出入国手続きの待ち時間が従来の半分以下へと短縮されました。
貨物輸送においても、タイ・バンコク方面から接続するタナレーン・ドライポートでの積み替えオペレーションが最適化され、乾期に収穫期を迎えるラオス産およびタイ産の農産物を中国内陸市場へ迅速に送り届けるコールドチェーン(低温物流)体制が強化されました。
LCRCの運行管理部長は「中国ラオス鉄道は今やラオスの観光立国と地域ハブ化を牽引する大動脈である。乗客の安全と快適性を最優先に、定時運行を厳格に維持しながら、今年度の目標である外国人観光客数百万人の笑顔を迎える準備が整った」と誇らしげに語りました。