ビエンチャン県バーンクン飛行場に「ラオス・中国友好航空大学」訓練拠点が完成

ニュース要約
ビエンチャン県トゥラコム郡のバーンクン飛行場において、「ラオス・中国友好航空大学」の合同訓練および航空機整備支援センターの運用開始式が執り行われ、次世代航空人材の本格育成がスタートしました。
重要なポイント
- ビエンチャン県バーンクン飛行場に最新の飛行訓練施設が正式オープン
- 操縦士(パイロット)、航空管制官、航空機整備士を育成する専門拠点が誕生
- 観光と物流の拡大に伴う国内航空インフラの高度化と人材自立を後押し
ラオスの空を担う翼を育む、近代的な航空教育拠点が始動
ビエンチャン県トゥラコム郡に位置するバーンクン飛行場において、ラオスと中国の教育・技術協力事業として建設が進められていた「バーンクン飛行場合同訓練・支援センター」ならびに「ラオス・中国友好航空大学」の公式運用開始式典が挙行されました。式典には政府高官や軍関係者、航空業界の代表者らが出席し、ラオスの航空産業の未来を切り拓く新拠点の船出を祝いました。
この施設は、本格的な滑走路や誘導路に加え、最新型のフライトシミュレーター室、航空力学実験室、航空機整備ハンガー(格納庫)を備えた総合訓練アカデミーです。これまでラオスでは、民間旅客機のパイロットや高度な航空機整備士を養成するための本格的な訓練機関が限られており、多額の費用をかけて要員を海外へ派遣せざるを得ない状況が続いていました。
新設された航空大学では、国際民間航空機関(ICAO)の国際基準に準拠した操縦士養成コース、航空整備工学、運航管理、地上支援業務のカリキュラムが提供されます。小型練習機を用いた実機飛行訓練から、計器飛行、夜間飛行訓練までを自国内で完結して行える体制が整いました。第1期生として全国から選抜された若者たちが、厳しい適性試験を突破して入校を果たしました。
公共事業運輸省の代表者は「観光立国を目指すラオスにとって、空の安全と利便性を支える専門人材の確保は急務である。このバーンクン訓練拠点から羽ばたく優秀な若者たちが、ラオスの空を世界へと繋ぐ誇り高い担い手となることを確信している」と祝辞を述べました。