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経済

商工省、天然資源・原材料の未加工輸出を段階的禁止へ、国内加工施設の設置義務化で付加価値向上と外貨流出抑制

投稿日: 2026-10-14 読了時間: 3 min read 情報源: 商工省 / 国民議会事務局 / KPL / Vientiane Times
商工省、天然資源・原材料の未加工輸出を段階的禁止へ、国内加工施設の設置義務化で付加価値向上と外貨流出抑制

ニュース要約

マライトン・コーマシット商工大臣は国民議会において、鉱物資源や一次農産物などの未加工原料の輸出を段階的に停止し、国内加工を義務付ける新たな産業保護方針を表明しました。新規開発プロジェクトに対し国内精製・付加価値向上施設の併設を義務付けることで、国内雇用の創出と産業育成を図り、原材料安売りによる富の流出を防ぐ狙いです。

重要なポイント

  • 商工省が鉱物や一次産品の未加工輸出を段階的に禁止する新方針を国会で発表
  • 新規資源プロジェクトに対し国内精製・高付加価値加工工場の建設を義務付け
  • 原材料の国外流出を防ぎ国内雇用拡大と工業化による持続的経済基盤を確立

未加工の天然資源安売りに終止符、国内加工立国への大転換を国会で宣言

第10期国民議会第2回通常会期において、マライトン・コーマシット商工大臣は、ラオスの天然資源管理と産業戦略における重大な政策転換を発表しました。大臣は、これまで隣国などにそのまま輸出されていた未加工の鉱物原料や未精製の農産物について、今後は段階的に輸出を禁止し、国内での高度精製および加工を義務付ける方針を明確にしました。

商工省の報告によると、過去数十年にわたり、ラオスで産出された高品質なレアメタル、鉄鉱石、ボーキサイト、カリウム塩、ならびにキャッサバやコーヒーなどの一次産品が、未加工の原石・原油・原材料のまま国外へ安価に搬出されてきました。その結果、製品化による高い付加価値や加工過程で生じる雇用利益が輸入国側で享受され、ラオス国内にはわずかな採掘権料や一次売却代金しか残らない構造的不利益が続いていました。

新方針のもとでは、今後認可されるすべての資源開発および商業農業プロジェクトに対し、一定水準以上の国内精製プラントや加工加工場の建設が義務化されます。既存の事業者に対しても所定の猶予期間内に加工工程の内製化を求め、基準を満たさない原石・未加工品の国境越え輸出許可は順次停止される見通しです。

マライトン大臣は「我が国の貴重な資源は限られた人民の共有財産である。単に原材料を掘り出して外国に売るだけの経済モデルから脱却し、自国の工場で価値を高めて完成品や中間材として輸出する時代へ移行しなければならない。この措置は国内の若者に高度な技術雇用を生み出し、外貨獲得効率を飛躍的に向上させる礎となる」と熱弁を振るいました。