世界経済フォーラム(WEF)の観光開発指数でラオスが世界屈指の改善率を記録、高速鉄道網と持続可能観光が貢献

ニュース要約
世界経済フォーラムが発表した2026年版「旅行・観光開発指数(TTDI)」において、ラオスは2024年調査から総合スコアを6.1%向上させ、世界で最も改善率の高い国の一つとして高く評価されました。ラオス中国鉄道による国内移動の劇的な利便化や、手付かずの豊かな自然を活かしたエコツーリズムの振興が国際的な評価を押し上げました。
重要なポイント
- 世界経済フォーラム(WEF)の最新TTDI指標でラオスの改善率が世界トップクラスに選出
- ラオス中国鉄道の運行定着による地上交通インフラの大幅な接続性向上が高評価
- 2026年の外国人観光客誘致目標500万〜600万人に向け持続可能な地域観光を推進
豊かな自然遺産と近代インフラの融合、世界が認めた観光立国ラオスの躍進
世界経済フォーラム(WEF)が公表した最新の「旅行・観光開発指数(Travel & Tourism Development Index: TTDI 2026)」において、ラオスは前回(2024年)の総合評価からスコアを6.1%引き上げ、世界119か国・地域の中で最も目覚ましい改善を遂げた国の一つとして国際的な注目を集めています。
調査報告書によると、ラオスの評価を劇的に押し上げた最大の要因は「地上および港湾インフラ」ならびに「価格競争力」と「持続可能な自然資源」のスコア改善です。とりわけ、首都ビエンチャンからヴァンヴィエン、古都ルアンパバーン、北部ウドムサイ、ボーテン国境までを快適に結ぶラオス中国鉄道(LCR)の定着が、旅行者の移動時間を劇的に短縮し、地域間の周遊性を飛躍的に高めたことが決定打となりました。
情報文化観光省は2026年通年で500万人から600万人の観光客受入を目指しており、中国からの約200万人をはじめ、欧米、日本、東南アジア諸国からの旅行者が急増しています。特に近年は、ルアンパバーンの伝統的町並みや森林保護区でのジップライン体験、メコン川クルーズなど、環境負荷を抑えたコミュニティ密着型のエコツーリズムが欧米の富裕層旅行者の間で高い人気を獲得しています。
スアンスワン情報文化観光相は「WEFによる高評価は、官民が一体となって進めてきた観光インフラの近代化と文化保全の取り組みが結実した証である。今後もラオスならではの温かいおもてなしと美しい自然を守りながら、安全で付加価値の高いプレミアムな観光体験を提供していきたい」と喜びのコメントを発表しました。