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取材レポ

【観光地紹介】凱旋門パトゥーサイに登ってみた!改修を経て歴史を学ぶ博物館にリニューアルしたビエンチャンの象徴

投稿日: 2026-06-12 読了時間: 3 min read 情報源: 現地取材スタッフ
【観光地紹介】凱旋門パトゥーサイに登ってみた!改修を経て歴史を学ぶ博物館にリニューアルしたビエンチャンの象徴

ニュース要約

ビエンチャンのシンボル「パトゥーサイ(凱旋門)」。かつて内部にあったお土産市場はリニューアルにより博物館へと生まれ変わり、最上階の展望台からは首都を一望する360度の大パノラマが楽しめます。

重要なポイント

  • パリの凱旋門をモチーフにしつつ、仏教的意匠やヒンドゥー教の神々の彫刻が融合したラオス独自の記念碑。
  • かつて内部にあったお土産店は改修によりすべて撤去され、現在はパトゥーサイやラオスの歴史・文化を学べる博物館となっている。
  • 197段の階段を登った最上階展望台からは、首都ビエンチャンの街並みを360度見渡すことができる。

パトゥーサイ(凱旋門)登頂記

首都ビエンチャンの中心部にそびえ立つ「パトゥーサイ(凱旋門)」。ラオスの戦没者慰霊と対仏独立を記念して建てられたこの門は、ビエンチャン観光で絶対に欠かせないランドマークです。今回は、改修を経て新しくなった内部の様子と、その歴史についてレポートします。

パトゥーサイの歴史と「垂直の滑走路」 パトゥーサイの建設が始まったのは1959年のことです。建築家ファントータム・サイヤシツセナ氏による設計で、1968年に完成しました。この建築にはいくつかのユニークなエピソードがあります。

  • 「アメリカ製セメントの転用」: 当時、新空港の滑走路建設用としてアメリカから支援されたセメントを、ラオス政府が凱旋門の建設に転用したため、しばしば「垂直の滑走路」とユーモアを交えて呼ばれることがあります。
  • 「仏教の数秘術」: 建築の設計には、仏教における神聖な数「3・7・9」の原則が取り入れられています。
  • 「東洋と西洋の融合」: パリの凱旋門をモチーフにしつつ、上部構造はインドのタジ・マハルを想起させるデザインになっており、天井や壁面はキンナリー(半人半鳥の精霊)やゾウに乗るインドラ神などの美しい浮き彫りで装飾されています。

建物のサイズは幅24メートル、高さ49メートル、7階建てで、頂上までは197段の階段があります。元々は1953年のフランスからの独立を記念して建設が計画され、「友人からの贈り物」を意味する「アヌサーワリー」と呼ばれていましたが、後に「勝利の門」を意味する「パトゥーサイ」に改名されました。

内部の変遷:お土産屋から「博物館」へ 以前にパトゥーサイを訪れたことがある方は、内部の薄暗いコンクリートの螺旋階段を上る途中、地元の民芸品やTシャツを売るお土産店が並んでいた光景を覚えているかもしれません。まるで空中市場のような独特の雰囲気がありましたが、**現在は改修工事を経てお土産屋はすべて姿を消しました。**

現在はそのスペースを利用して、パトゥーサイの建設の歴史、ラオス国民の伝統的な暮らしや歴史、各民族の文化について学べる「博物館(展示エリア)」へとリニューアルされています。以前よりも明るく整理された空間になり、ラオスの歴史的背景を深く知ることができる学びの場へと生まれ変わっています。

展望台からのビエンチャンの絶景 197段の階段を登りきると、最上階の展望バルコニーに到着します。ここからは、ラオスの「シャンゼリゼ通り」と呼ばれる大通り(ラーンサーン通り)が大統領府に向かって真っ直ぐに伸びる様子や、遠くに佇む黄金のタートルアン寺院、さらにはメコン川の対岸にあるタイの景色まで、360度の素晴らしいパノラマビューを一望できます。お土産屋がなくなったことで、より静かにラオスの風と歴史を感じられる場所になりました。