ラオス政府、紙の身分証を廃止し「デジタルIDウォレット」の本格展開を開始
投稿日: 2026-08-08
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情報源: Biometric Update

ニュース要約
ラオス政府は国家のデジタル化推進の一環として、従来の紙製およびプラスチック製の身分証明書を段階的に廃止し、スマートフォンを活用した「デジタルIDウォレット」の本格運用を開始しました。
重要なポイント
- 生体認証やデジタルIDの専門メディア「Biometric Update」によると、ラオス政府が国家IDシステムの完全デジタル化へと舵を切った。
- 今後は、物理的なIDカードの発行を段階的に終了し、スマートフォンにダウンロードした「デジタルIDウォレット」アプリを公式な身分証明として利用する。
- このデジタル化により、行政手続きの効率化、偽造防止、そして銀行口座の開設など各種サービスのオンライン化が一気に進むと期待されている。
デジタル社会への大きな転換点
世界の生体認証技術やデジタルIDに関するニュースを専門に扱うメディア「Biometric Update」は、ラオスにおける画期的な行政システムのアップデートについて報じました。ラオス政府は、国民の身分を証明する従来の紙やプラスチック製カード(国民IDカード)の発行を段階的に縮小・廃止し、新たにスマートフォン上で管理する「デジタルIDウォレット」の本格展開を開始しました。
スマホが公式な身分証に
新しく導入されたシステムでは、国民は専用のアプリを自身のスマートフォンにインストールし、顔認証などの生体データを用いて本人確認を行います。一度登録が完了すれば、このアプリの画面に表示されるデジタル情報が、役所の窓口や警察の検問、銀行などあらゆる場面で法的に有効な身分証明書として扱われます。紛失や盗難のリスクが高い物理カードに比べ、暗号化技術によって高度に保護されたデジタルIDは、セキュリティ面でも大きな利点があります。
行政サービスのオンライン化を加速
ラオス政府がデジタルIDの導入を急ぐ背景には、行政手続きの透明性向上と効率化という明確な狙いがあります。これまで役所の窓口に足を運び、何枚もの書類のコピーを提出しなければならなかった手続きが、デジタルIDと連携することでスマートフォンから24時間いつでも申請可能になります。また、オンラインでの銀行口座開設やモバイル決済サービスの利用もより安全かつ容易になるため、ラオス国内のデジタル経済の発展を大きく後押しすると期待されています。