カムワン県クーンカム郡、地方政府指導部が洪水被災地を視察。避難支援と物資配給体制を強化

ニュース要約
連日の大雨により洪水が発生しているカムワン県クーンカム郡において、郡の最高指導部が被害の大きかった農村地帯を直接訪問し、住民の避難状況の確認や、食料・水などの緊急救援物資の配給を手配しました。
重要なポイント
- クーンカム郡の知事および行政幹部らがボートを用い、道路が浸水した被災村落を直接視察。
- 浸水被害を受けた家族に対し、食料品、クリーンな飲料水、救急医療キットなどの緊急物資を配給。
- 河川水位の再上昇を想定し、住民の避難経路確保と非常用発電機の配備などの防災対策を指示。
水害救援:クーンカム郡知事らが自ら被災地域をボートで巡回、食料配給と住民の避難体制整備を現地指導
活発な雨季の前線による集中豪雨が続いているラオス中部カムワン県クーンカム(Khounkham)郡において、浸水被害が特に深刻となっている農村エリアを救済するため、郡知事をはじめとする地方政府指導部および災害対策委員会が現地を直接視察し、被災した村民らへの救援物資の直接配布と、避難ルートの状況確認を行いました。
知事自らがボートで浸水した家々を巡回
今回の視察では、道路が冠水し車両での通行が不可能となった村に対し、指導部は小型のエンジン付きボートを使用し、一軒一軒の高床式住宅を訪問しました。
浸水のため自宅の2階部分や避難用の即席足場での生活を余儀なくされている家族らに対し、知事は自らもち米やインスタント麺、缶詰などの保存食のほか、最も不足が懸念される「クリーンなペットボトル飲料水」、蚊帳、救急医療セットを手渡しました。住民一人ひとりに対し、身体の安全を最優先にし、行政からの避難勧告に従うよう直接呼びかけを行いました。
避難所の増設とインフラの防衛
現地での聞き取り調査を踏まえ、郡の災害対策本部は、安全な高台に設けられている臨時避難所(学校や寺院など)の受け入れ能力を増強し、医療スタッフを常駐させることを決定しました。また、停電が発生している地域において、通信や夜間の安全を確保するための非常用小型発電機や簡易式投光器の優先配備が進められています。
気象当局からは今後も数日間にわたり強い降雨が続くとの予報が出されているため、指導部は「一瞬の油断も許されない。特に高齢者や幼い子供がいる家庭の迅速な早期避難をサポートし、一人の犠牲者も出さないように万全の警戒態勢を維持する」と語り、現場のレスキューチームやボランティアを激励しました。