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経済

世界的設計事務所ゲンスラー、ラオス・ヴァンヴィエンの観光マスタープランを提示。“景観優先”の持続可能な開発へ

投稿日: 2026-07-07 読了時間: 3 min read 情報源: Designboom, Gensler Middle East Cities Studio
世界的設計事務所ゲンスラー、ラオス・ヴァンヴィエンの観光マスタープランを提示。“景観優先”の持続可能な開発へ

ニュース要約

世界最大級の建築・都市計画事務所ゲンスラー(Gensler)が、ラオスの主要観光地ヴァンヴィエンにおける新たな観光開発マスタープランを提案しました。自然景観と融合した低環境負荷型の開発を目指します。

重要なポイント

  • 世界的建築事務所ゲンスラーが、ヴァンヴィエンの『景観ファースト(Landscape-First)』観光マスタープランを提示。
  • ナムソン川の自然環境や石灰岩カルスト地形を保護しつつ、持続可能なエコツーリズム回廊を形成。
  • 今年6月に着工した大型開発『ヴァンヴィエン・セントラルプラザ』等と並び、都市と観光の新たな指針に。

未来のビジョン:世界的設計事務所ゲンスラー、ヴァンヴィエンの『景観ファースト』持続可能観光マスタープランを提案

世界的規模を誇る建築・デザイン・都市計画事務所ゲンスラー(Gensler)の都市計画スタジオ(Middle East Cities Studio)は、ラオスを代表する景勝地であるビエンチャン県ヴァンヴィエン(Vang Vieng)郡において、自然景観を最優先する新しい観光開発マスタープラン(Vang Vieng Tourism Masterplan)のフレームワークを公開しました。

自然景観との融合とエコツーリズム

ゲンスラーが提案する「景観ファースト(Landscape-First)」アプローチは、ヴァンヴィエンの象徴である見事な石灰岩カルスト山脈、豊かな緑の田園、そしてナムソン(Nam Song)川といった美しい自然環境を保全しつつ、調和したレジャー施設や宿泊施設を配置する総合計画です。

具体的には、高層建築物の建設を厳しく制限し、伝統的なラオス建築の要素を取り入れた低層の環境配慮型パビリオンや、ウェルネスセンター、有機農業体験エリアを整備します。また、電動モビリティのみが通行できるエコツーリスト向けの歩行・サイクリング回廊を設定し、過度な観光地化による環境破壊や水質汚染を防ぐ工夫が盛り込まれています。

ヴァンヴィエン開発の二面性:持続可能な将来に向けて

ヴァンヴィエンでは、今年6月1日に旧CIA滑走路跡地にて2億1600万米ドルを投じる大規模商業・娯楽複合施設「ヴァンヴィエン・セントラルプラザ」が起工したばかりであり、急速な近代開発が進んでいます。

ラオス政府もまた、2025年から2035年にかけた独自の国家観光マスタープランを推進しており、国際的な専門コンサルタントによるエコロジカルな計画提案を歓迎しています。ゲンスラーの提案は、急速な投資誘致と環境保全のバランスをとるための重要なデザイン指標として、地域関係者や投資家の間で高い注目を集めています。