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社会

豪でのタイ人乗務員麻薬密輸事件、ラオス拠点のネットワーク関与か。国境で容疑者を相次ぎ逮捕

投稿日: 2026-07-06 読了時間: 3 min read 情報源: Nation Thailand, Bangkok Post
豪でのタイ人乗務員麻薬密輸事件、ラオス拠点のネットワーク関与か。国境で容疑者を相次ぎ逮捕

ニュース要約

オーストラリアでタイ人客室乗務員が大量のヘロイン密輸で逮捕された事件を巡り、タイの麻薬取締当局はラオスを拠点とする密売組織の関与を特定し、国境付近で中継役の夫婦ら容疑者を相次いで逮捕しました。

重要なポイント

  • メルボルンでタイ人CAがヘロイン1kg密輸容疑で逮捕された事件が、広域密売ネットワークへ発展。
  • タイ・ラオス国境のルーイ県にて、荷物の運び役を担っていたタイ人夫とラオス人妻の容疑者を逮捕。
  • タイ国家麻薬取締委員会(ONCB)は、組織的国際犯罪として特別捜査局(DSI)への移管を準備。

国際共同捜査:タイ人CAのヘロイン密輸事件、ラオス背後の巨大麻薬組織の影。国境での逮捕劇へ

先月25日にオーストラリアのメルボルン空港において、タイ国籍の女性客室乗務員(26歳)がトートバッグの裏地に隠されたヘロイン約1キログラムを密輸しようとした容疑で逮捕された事件を巡り、タイ政府の麻薬取締委員会(ONCB)および麻薬捜査局(NSB)は、ラオスを拠点とする大規模な国際麻薬密売組織が背後に関与していることを突き止めました。

タイ・ラオス国境での重要容疑者の逮捕

タイ捜査当局の発表によると、オーストラリア連邦警察との共同情報解析を進めた結果、密輸されたヘロインの供給ルートがラオス国内から国境を越えてタイへ持ち込まれたものであることが判明しました。

これを受けてタイ警察は、タイ・ラオス国境に位置するルーイ(Loei)県において、組織の物流中継役を務めていたタイ人の男と、その妻であるラオス人の女( Thatsaphon 容疑者)の身柄を確保しました。逮捕された夫婦は、これまでに計6回にわたり、国境検問所を介して違法な荷物をタイ国内へ運ぶ役割を担い、1回あたり8,000バーツ(約3万5千円)の手数料を受け取っていたことを自供しています。

広がる捜査網と特別事件への指定申請

さらに本日、警察はアユタヤ県にある組織の薬品梱包・配送拠点アパートを家宅捜索し、航空乗務員への引き渡し役を務めた複数の追加容疑者を逮捕・送検しました。

ONCBは、この密売組織がラオス・タイ・オーストラリアを結ぶ高度に組織化された国際シンジケートであると見ており、捜査規模の拡大に伴い、本事件をタイ法務省の「特別事件」に指定し、特別捜査局(DSI)の主導による総合的な追跡と資産凍結手続きに移行させる方針です。近隣国との国境警備および国際協力体制の重要性が改めて示される形となりました。