ラオス警察、違法コールセンター関与のタイ人24人を逮捕・送還。第4友好橋経由でタイ当局へ引き渡し

ニュース要約
ボケーオ県内で偽警察やコールセンター特殊詐欺に関与していたタイ国籍の男女24人がラオス治安当局に逮捕され、第4タイ・ラオス友好橋を通じてタイ警察へ身柄が引き渡されました。
重要なポイント
- ボケーオ県で特殊詐欺コールセンターを運営・関与していたタイ国籍の男女24人がラオス警察に逮捕。
- タイ・ラオス間の国際警察協力に基づき、第4タイ・ラオス友好橋の国境検問所にて身柄引き渡しを実施。
- 容疑者らはタイ国内の一般市民をターゲットに、偽の警察官や役人を装って資産を騙し取っていた疑い。
国際共同捜査:ラオス警察、ボケーオ県で逮捕した特殊詐欺容疑のタイ人24人をタイ当局へ強制送送還
ラオスの治安警察当局は、北部ボケーオ県の経済特区などで違法なオンラインコールセンターを組織し、タイ国内の被害者を狙った特殊詐欺行為に関与していたとして逮捕したタイ国籍の男女24人について、タイの警察当局へ身柄を正式に引き渡し、強制送還手続きを完了したと発表しました。
第4友好橋での国境引き渡し
容疑者らの身柄引き渡しは、ボケーオ県ファイサーイとタイ・チェンラーイ県チェンコーンを繋ぐ「第4タイ・ラオス友好橋」の国境検問所において厳重な監視下で行われました。
引き渡された24人は男性12人、女性12人のグループで、ラオス警察およびタイの治安部隊が署名した公式文書に基づいて、国境線上にてタイのサイバー犯罪対策警察へ引き渡されました。ラオス警察は、家宅捜索時に押収した多数の通信用スマートフォンやパソコン、および詐欺の顧客リストなどの証拠品もタイ側へ同時に提供しました。
巧妙化するコールセンターの手口
タイ警察の調査によると、このグループはラオス側の通信環境を悪用し、タイの一般市民に対して「タイ警察の捜査官」や「関税局の職員」を装って電話をかけていました。「あなたにマネーロンダリングの容疑がかかっている。無実を証明するために指定口座へ資産を一時的に移す必要がある」といった虚偽の文言で不安を煽り、多額の現金を騙し取っていたとされています。
ラオス政府は近年、ボケーオ県をはじめとする国境地帯や経済特区が外国人による国際サイバー犯罪の拠点として利用されている事態を重く見ており、公安省を中心に強力な摘発チームを編成し、タイや中国、ベトナムなどの周辺国警察と合同のサイバー犯罪撲滅作戦を強化しています。今回の送還は、こうした国境を越えた治安協力体制の強固な成果を示すものとなっています。