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社会

ラオス北部シエンクワン県で日本人9人を含む国際特殊詐欺グループ17人を逮捕。コールセンターを拠点に越境詐欺を計画か

投稿日: 2026-06-24 読了時間: 3 min read 情報源: Nippon.com, Xiengkhouang Provincial Police
ラオス北部シエンクワン県で日本人9人を含む国際特殊詐欺グループ17人を逮捕。コールセンターを拠点に越境詐欺を計画か

ニュース要約

ラオス北部のシエンクワン県において、日本人9人、中国人、台湾人らを含む合計17人の男女が、組織的なサイバー特殊詐欺に関与した疑いで地元警察に拘束されました。アパートに設置されたコールセンターがアジトとして摘発され、通信機器やパソコンが押収されています。

重要なポイント

  • シエンクワン県警察がアパートを捜索し、日本人9人を含む多国籍詐欺グループ17人を拘束。
  • 拠点からは多数の携帯電話、ルーター、詐欺マニュアル、パソコンが押収された。
  • ラオス国内の高速通信網を利用し、日本を含む国外の個人を狙った還付金や金融詐欺を画策していた疑い。

国際特殊詐欺の壊滅:ラオス・シエンクワン県で日本人9人を含む詐欺拠点グループ17人を摘発

ラオス北部の山岳地帯に位置するシエンクワン県において、現地警察が大規模なアジト捜索を行い、日本国籍の男女9人を含む合計17人のメンバーからなる越境サイバー特殊詐欺グループを逮捕したことが明らかになりました。近年、政府が取り締まりを強化している外国人による違法オンライン活動の最新の検挙例となります。

コールセンター拠点の急襲と通信機器の押収

シエンクワン県警察本部および公安省の特別捜査班は、地域のアパートメントにおいて「多数の外国人が出入りし、不審なネットワーク通信を24時間稼働させている」との情報を得て、立ち入り検査に踏み切りました。

現場からは、日本人9人のほかに中国や台湾のパスポートを所持したメンバーなど合計17人が拘束されました。室内からは、特殊な通話アプリがインストールされた数十台のスマートフォン、高性能インターネットルーター、詐欺の電話台本(マニュアル)、および膨大な個人リストが保存されたパソコンなどが押収され、その場で通信網が遮断されました。

ラオスを狙う犯罪組織への厳しい法執行

逮捕された容疑者らは、ラオス国内の高速回線を経由し、日本を含む他国の一般市民を標的とした還付金詐欺やサポート詐欺、投資名目のオンラインフィッシング詐欺を行っていた疑いが持たれています。近年、ラオスの主要都市や特別経済区は、近隣国での厳しい取り締まりを逃れてきた国際犯罪グループの拠点となりつつあり、これに対してラオス公安省は他国の警察機関とも連携し、今回のシエンクワン県のケースを含め、今後も一切の妥協なしに徹底的な摘発と強制送還を進めていく方針です。