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社会

米カリフォルニア州の殺人容疑者をラオスで逮捕、8年間の逃亡を経て身柄引き渡し

投稿日: 2026-06-13 読了時間: 3 min read 情報源: Lao News Agency, San Jose Police Department
米カリフォルニア州の殺人容疑者をラオスで逮捕、8年間の逃亡を経て身柄引き渡し

ニュース要約

カリフォルニア州で起きた2件の殺人事件に関与したとして指名手配され、8年間逃亡していた韓国籍の男が、ラオスの首都ビエンチャンで身柄を拘束され、米国へ強制送還されました。

重要なポイント

  • 2016年のサンノゼおよび2018年のウェストミンスターの殺人事件の容疑者であるミョン・ジン・キム容疑者(31歳)がラオスで逮捕された
  • 容疑者がビエンチャンの米国大使館に渡航文書の相談に訪れたことがきっかけで捜査が急進展した
  • 米ラオス間に犯罪人引渡条約はないが、不法入国等の出入国管理違反を理由にラオス警察が逮捕し強制送還が実現した

8年間の国際逃亡劇に終止符、ラオス警察と米当局の連携実る

米国カリフォルニア州で起きた2件の凄惨な殺人事件の容疑者として、長年にわたり捜査されていた男が、ラオス国内で逮捕され、米国に身柄を引き渡されました。

容疑者の身元と問われている罪 身柄を拘束されたのは、韓国国籍のミョン・ジン・キム容疑者(31歳)です。同容疑者は以下の2つの事件に関与した疑いが持たれています。

1. 「2016年のサンノゼ殺人事件」: 殺人請負を画策したものの、雇われた実行犯が誤って無関係の被害者を射殺した事件。
2. 「2018年のウェストミンスター殺人事件」: 金銭トラブルの末に知人男性(当時26歳)を薬局の駐車場で射殺した事件。

同容疑者は2018年の事件以降、国外に逃亡し、行方が分からなくなっていました。

逮捕までの経緯と大使館への接触 捜査が大きく動いたのは2025年12月でした。キム容疑者が首都ビエンチャンにある在ラオス米国大使館に自ら赴き、渡航用の書類について問い合わせを行ったことで、当局に現地の潜伏先が特定されました。

米国とラオスの間には正式な犯罪人引渡条約が存在しないため、直ちに身柄を拘束することはできませんでしたが、その後の外交ルートを通じた緊密な協議の結果、ラオス警察が偽造渡航文書の使用による出入国管理違反としてキム容疑者を逮捕しました。そして2026年6月9日、ロサンゼルス国際空港へ向かう便で米国に強制送還され、現在はサンノゼ警察の拘置所に収監されています。