ポンサリー県産スペシャルティ茶、香港国際茶展の品評会で準優勝をダブル獲得、EU・仏支援の品質向上が結実

ニュース要約
世界60カ国以上から160点を超える銘茶が出品された「香港国際茶展(香港国際ティー・フェア)」の公式コンペティションにおいて、ラオス北部ポンサリー県の紅茶・白茶が部門別準優勝(第3位)をそれぞれ獲得した。EUおよびフランス開発庁(AFD)が支援する「Green CUP」事業を通じたオーガニック古樹茶の生産技術指導とブランディングが功を奏し、国際高級茶市場での評価を確固たるものにしている。
重要なポイント
- 香港国際茶展の公式品評会でポンサリー県産の紅茶と白茶が部門別準優勝を受賞
- EUと仏開発庁(AFD)のGreen CUPプロジェクトによる品質向上支援が成果
- 山岳原生林の古樹茶(オーガニック)が高付加価値輸出品として世界市場で認知拡大
香港貿易発展局が主催したアジア最大級の茶の見本市「香港国際茶展(Hong Kong International Tea Fair)」において、ラオス北部山岳地帯ポンサリー県で生産された特産茶が、国際品評会の2部門で栄えある準優勝(2nd Runner-Up)に輝いた。国際的なティーバイヤーやマスターブレンダーが集う場において、ラオス産スペシャルティ茶の品質の高さが世界に向けて鮮烈に印象づけられた。
受賞を果たしたのは、ティパウォン製茶工場の「ラーンサーン紅茶(Lanexang Black Tea)」が紅茶オーソドックス部門で、また同県ニョットウー郡茶生産組合が手がけた「カネワサン白茶(Kanewasanh White Tea)」がその他茶部門でそれぞれ選出された。標高1,000メートルを超える雲霧林に自生する樹齢数百年の古樹茶(茶樹)から手摘みされた茶葉は、農薬や化学肥料を一切使用しない完全オーガニック農法と繊細な発酵管理により、華やかな香気と深い余韻が高く評価された。
今回の快挙の背景には、欧州連合(EU)およびフランス開発庁(AFD)の拠出金によって展開されている「Green CUP(環境配慮型農産物品質向上事業)」の支援がある。同事業では衛生基準を満たす製茶工房の改修やトレーサビリティ管理、国際認証取得を長年バックアップしてきた。農林省担当者は「山岳少数民族の貴重な換金作物である伝統茶が、適正な価格で取引される高付加価値ブランドへと昇華しつつある」と喜びを語った。