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インフラ

最北部ポンサリー県ブンヌア空港の大規模拡張計画が調印、ATR-72やC909旅客機の受入体制整備で北部航空網と地域開発を加速

投稿日: 2026-11-03 読了時間: 3 min read 情報源: 公共事業運輸省 / ポンサリー県行政庁 / ビエンチャンタイムズ
最北部ポンサリー県ブンヌア空港の大規模拡張計画が調印、ATR-72やC909旅客機の受入体制整備で北部航空網と地域開発を加速

ニュース要約

公共事業運輸省と最北部ポンサリー県行政庁は、ブンヌア空港の大規模拡張・近代化に関する協力協定を締結した。2026〜2030年国家社会経済開発計画に基づき、ATR-72やC909など中型旅客機の離着陸を可能にする滑走路延伸やターミナル改修を実施し、山岳地域の移動利便性向上、農産物輸送、エコツーリズムの振興を一挙に後押しする。

重要なポイント

  • 公共事業運輸省とポンサリー県がブンヌア空港拡張の協力合意を締結
  • 滑走路延伸によりATR-72や中型旅客機C909の離着陸が可能に
  • 最北部山岳地域へのアクセス向上で観光産業と農産物物流を活性化

ラオス公共事業運輸省と最北部に位置するポンサリー県行政庁は、同県ブンヌア郡に所在するブンヌア空港の滑走路延伸および空港施設拡張に関する事業合意書に正式調印した。第10次国家社会経済開発5カ年計画(2026〜2030年)の一環として進められる本事業は、これまで小型機に限られていた山岳空港の受入能力を刷新し、全国の航空交通網との連結性を飛躍的に高めることを主目的としている。

拡張計画では、現行の滑走路を大幅に延伸・舗装強化することで、ラオス国営航空が国内幹線で運航するATR-72型プロペラ機や、中国製中型ジェット旅客機C909などの安定した通年離着陸を可能にする。あわせて最新の計器着陸補助設備や夜間照明、旅客ターミナルビルの近代化改修を行い、悪天候時の就航率向上と安全基準の国際水準化を図る。

ポンサリー県は豊かな山岳原生林や少数民族文化、高付加価値な古樹茶(プーアル茶)の産地として知られる一方、険しい地形による道路アクセスの脆弱さが地域経済の発展を阻む要因となっていた。県知事は調印式において「空港拡張の実現により、首都ビエンチャンや観光拠点ルアンパバーンからの所要時間が大幅に短縮され、特産品の空輸やエコツーリズムの飛躍的発展が期待される」と述べ、地域格差是正の起爆剤としての意義を強調した。