ラオスとロシアの合同工兵隊、不発弾撤去協力8年間で228ヘクタール超を安全化、2026-2027年も活動継続へ

ニュース要約
ラオス人民軍とロシア軍国際地雷対策センターは、2018年以来8年間にわたる人道的不発弾(UXO)撤去協力の合同成果を発表した。シエンクワン県やボリカムサイ県、カムアン県などの激戦地において、これまでに累計228ヘクタール超の土地から数千個のクラスター爆弾や不発弾を捜索・爆破処理し、安全な農地として住民に返還した。両国は2026年から2027年にかけても共同任務を継続することで合意した。
重要なポイント
- 2018年から8年間にわたる人道的不発弾撤去協力で累計228ヘクタールを無害化
- シエンクワン県やボリカムサイ県などの危険地域で数千個の不発弾を捜索処理
- ラオス国軍工兵200人以上に最新の探査技術を移転し2026-2027年も合同任務を継続
ラオス国防省とロシア連邦軍参謀本部による人道的不発弾(UXO)撤去支援プロジェクトの総括会議が開催され、2018年の協力開始から数えて8年目となる共同オペレーションの累計成果が報告された。過去のインドシナ戦争中に投下された未爆発弾が依然として農民や子供の生命を脅かす中、両国工兵隊は山間部や農村地帯で緊密な捜索活動を継続してきた。
発表によると、ロシア軍の最新鋭地雷・金属探査機や防護器材を装備した合同部隊は、これまで8回の大規模展開を通じてシエンクワン県、ボリカムサイ県、カムアン県、ビエンチャン県、フアファン県などの激戦地域において、累計228ヘクタールを超える危険地帯を完全に安全化した。現場では数千個にのぼる未爆発のクラスター子爆弾(ボミー)や大型航空爆弾が発見・無力化され、地元住民の耕作地や学校用地として安全に引き渡された。
また、現地ラオス人民軍の自立的対処能力を高めるため、これまでに200人以上のラオス工兵将兵に対して最新の探査器材操作法や安全処理手順の技術研修が提供された。ラオス国防省幹部は「不発弾の撤去は農村の貧困削減と地域開発の絶対的な前提条件である」とロシア側の支援に感謝を表明。両国は2026年後半から2027年にかけても合同工兵部隊の派遣と機材供与を継続する合意文書を交わした。