商工省と中央銀行、キープ紙幣を用いた「お札の花束」の制作・販売・広告を全面禁止、紙幣毀損防止と通貨の尊厳を保護へ
投稿日: 2026-10-27
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情報源: 商工省 / ラオス人民民主共和国銀行(BOL) / ラオティアン・タイムズ

ニュース要約
ラオス商工省およびラオス人民民主共和国銀行(中央銀行)は、キープ紙幣を折り曲げたり接着したりして制作される「紙幣の花束(マネーブーケ)」や「マネーツリー」の製造、販売、広告を全面的に禁止する緊急通達を発出した。卒業式や結婚式での贈答用として流行していたが、紙幣の深刻な劣化を招き流通寿命を縮めるとして、違反事業者には最高1,000万キープ超の罰則を科す。
重要なポイント
- キープ紙幣を使った花束やマネーツリーの製造・商業販売・SNS広告を全面禁止
- ホチキス留めや糊付けによる紙幣破損を防ぎ、国家通貨の尊厳と流通寿命を保護
- 違反者には個人で500万キープ以上、事業者には1,000万キープ以上の罰金を規定
ラオス商工省はラオス中央銀行(BOL)と連携し、自国通貨キープの紙幣を用いた「紙幣の花束(マネーブーケ)」や装飾用マネーツリー等の制作、店頭およびオンラインでの販売、ならびにSNS上での広告宣伝を即時禁止する包括的な通達を公布した。
近年ラオス国内では、大学の卒業式や結婚式、宗教的な寄進儀礼において、本物の新札を花びらの形に折り曲げたりテープやホチキス、接着剤で固定したりした豪華なフラワーアレンジメントを贈ることが流行していた。しかし当局は、こうした行為が紙幣の繊維を著しく傷め、折れ目や糊残りによって自動精算機での読み取り不能や早期廃棄につながり、国家の印刷・維持コストを押し上げていると強く警告している。
新規則に基づき、故意に紙幣を毀損した個人には500万キープ(約230米ドル)以上、販売や受託制作を行った店舗・金融機関には1,000万キープ(約460米ドル)以上の罰金が科され、再犯時には金額が倍増される。また、プレミア価格を上乗せして新札を転売する行為も厳重に取り締まる。中央銀行は国民に対し、「国家主権の象徴であるキープ紙幣を丁寧に扱い、祝い事の贈り物には生花や電子決済送金を活用してほしい」と呼びかけている。